B OpenShift 概要【工事中】
目標:Ubuntu22.04ベアメタルのOpenShift環境で5G一式を動かす
現時点(2024/5/6)で最新の4.15.24のOpenShiftを構築し、その上に OpenAirInterface 5Gをソースコードからビルドし、動かします。OpenAirInterface 5Gは、NR-UEシミュレータ、5GRAN、5GCN、UPF、DNシミュレータで構成されていて、ひととおりの5Gの役者が揃っています。
- vmwareも考えましたが、Bastion環境を直接母艦上に構築したいので、VirtualBox/Ubuntuにしました。
- Ubuntu標準のVirtualBoxはバージョンが古く、PXEがうまく動作しなかったので、最新版に入れ替えました。
- VirtualBoxとPXEにより、OpenShiftの再インストールやworkerノードの増設を手軽に行えます。
- dnsmasqは、dnsサーバ、tftpサーバ、dhcpサーバとして使用しています。
- matchboxがhttpサーバ機能を持っているため、nginx等は入れていません。
OpenAirInterface-5Gのデプロイ
下図のCNFをOpenShiftにデプロイします。
- ベースのコードはSBIの他にNAS/NGAPやPFCP等もきっちり実装しているので、OpenShiftネットワーク上でどう通信しているのか観察してみたいと思います。
- OpenShiftのSR-IOV/DPDK対応を試したいのですが、手持ち廉価NICのI350やX550はサポートしてないようので、代替策を考えたいと思います。
B1 OpenShift 4.15 インストールと設定
Ubuntu 22.04のベアメタルに、VirtualBoxでCoreOSのVMを立て、その上にOpenShift 4.15を構築します。 VMはPXEによる、ネットワークインストールとします。
- VirtualBox環境構築
- matchbox環境構築
- dnsmasq環境構築
- HAProxy環境構築
- VirtualBox VMにOpenShiftインストール
B2 Persistent Volume設定
Persistent Volume設定として、OpenShift Container Storage (OCS)を構築します。
B3 Helm環境構築
OpenAirInterface 5Gを、OpenShiftでビルドするためのHelm環境を構築します。RedHatコンテナにライセンスが が必要となります。